最初は、ただ構想を思いついて創り始めたバンライフ物語。しかし、創っていくうちに、だんだんとこの作品をどの様な形にしたいのかが変化を遂げていきました。7割完成した時、初めて自分で何を創っていたのかはっきりしました。そしてそれを言語化したのがこちらです。
この物語のイメージは昔ブームになったバックパッカーのバイブル本「深夜特急」の現代アメリカ・バンライフ・バーション。「深夜特急」は紀行小説からTVシリーズがあります。そして、このバンライフ物語の中では紀行記を実際に書きました。この作品をプロット版として紀行記とセットでこれを原案にして、プロの制作で作品を作り直したい!そして主演したい!そして賞をとりたい!!シルべスタスタローンがロッキーを書いて演じてスターになったように、これをわたしのロッキーにしたい!
です。
オマージュにオマージュを重ねた作品であることは自覚しています。
できるかできないかでは置いておいて、これが一番素直な気持ちです。
恥ずかしい気持ちもめいいっぱいですが書いておきます。
この作品が誰かの心に届きますように。その上で作品の成長をさせたいです。
なにはともあれこれから俳優として日米で素敵な作品に関われるようにがんばります。
応援よろしくおねがいします!
ディーラーさんに手伝ってもらいサイト掲示板で車を購入。この車に出会う前には、違法車を売られそうになったり、車のメンテナンス中にディーラーさんが倒れたりとトラブルが続きました。2ヶ月のみ準備のために借りていた家を出ないといけない数日前に車が戻ってきたため、当時のルームメイトに手伝ってもらい朝から晩まで改造に集中。そしてなんとか床にカーペットを貼り車内が見えないようにだけさせ荷物を無理やり詰め込んだ初日は緊張しすぎて全く眠れませんでした。そこから数週間は安全を確保することと引き続き車内の改造に時間がかかり、身体の疲労も既にピーク超え。本当に創作ができるのかどうか不安しかありませんでした。なので、なにはともあれまずは映像が完成して本当に良かったです。ちなみに初日に寝たのはビーチ沿い。今ではお気に入りの場所です。
最初、キャラクター設定を深く考えずに制作をスタートさせました。そしていつからか、紀行小説を書きたい主人公になっていたので実際に短編を書いて新潮社新人賞に応募しました。というのも、最終的にこの作品の目指すところとなった小説「深夜特急」が新潮社から出版されていたからです。ただ、何度も読んだ募集要項の書き方をミスしていたり、そもそもこういう日記形式の半分ノンフィクションみたいなモノが審査の対象になるのかすらはっきり理解できませんでした。それは私の国語力の低さが原因なので、冷やかしだと受け取られていないことだけ願っています。
バックミラーが外れたり、道路を走行中ボールがフロントガラス目掛けて飛んできたり、雨漏りしたり、冷蔵庫の中身が腐ったり、詐欺してるみたいになったり、砂漠地帯で砂にハマったり、映像の中で起きている出来事は実際にあった出来事です。よくこんなにトラブルが起こってくれたなと思います。でも、バンライフを始める前は実際にどんなことが起きるのかわからず、脚本を書くことに苦戦していました。結果的に生きて帰ってこれたので全て起きてくれてありがとう…ということにしたいと思います。